幸せを運ぶ煙突掃除人 - 2013.01.17 Thu
なんで レモンタルト なのさっ!
もう口の中が、(食べたこと無いけど)そのガレットなんちゃらだったのにぃ~
というお叱りのお言葉が各方面より届いております

そもそも私、ガレット・デ・ロワがあまり好きではありません
だって、だって 一回も当たったことないんだもーん
あとね、当たらなくて、凹んで、ただでさえ胃液が出にくくなっている上にですよっ
前回言ったように、ガレット・デ・ロワじゃなくてピティヴィエなのが多いから
ひたすらてんこ盛りのクレームダマンドを食べ続けなければならないって
もう、そりゃ、胃もたれするなんてもんじゃありません!
そういう事です
ですが・・
ですが・・・
ですが・・・
作りますよっ ガレット・デ・ロワ も!
もちろん、フェーヴも入れます
今回入れるフェーブはコレ

幸せの煙突掃除人
ヨーロッパ(特にドイツ語圏)では煙突掃除人に逢うと幸せになれると言われています
オーストリアなんか、新築する時に煙突を立てなければいけないって法律(←厳密に言うと、ややこしい事情があるのですけれどね)があるくらいで、ヨーロッパ全体でも煙突を立てている家が多いです
ですから、煙突掃除ってとても大事な仕事なのです
国によっては、厳しく義務化されています
また、ドイツでは厳しい国家試験があり、それに合格しないと煙突掃除マイスターという職業に就くことが出来ないそうで、憧れの職業の1つらしいです。
子供の頃、帰国した父からヨーロッパのお土産にと煙突掃除人のお人形をもらい、その辺のくだりを聞いた覚えがあるのですが、フェーヴ選びをしていてふと、思い出しました
ウィーンでは煙突掃除人のジャケットの金ボタンに触らせてもらって、ボタンを握りながら願い事をして、(声に出してはダメ)その後、ウィーン名物の黄色いポストに向かって願い事をこっそり言うと叶うらしい
って、コレはかなりレベルの高いチャレンジだよねーと子供心に思ったものでした

でもさー
いくら憧れの職業って言ったって
シルクハットかぶって、煙突掃除 する?
私達も年1で煙突掃除するけど
基本、きったない作業服に安全靴でタオルを頭に巻いたスタイルですけど
今度うちのマスターに、この格好で屋根に登ってもらおうかしら?
そういう事で
日頃のご愛顧に感謝して、ガレット・デ・ロワは昨年ご来店いただいた方に無料で1Pieces差し上げます
フェーヴが当たった方には、ささやかですがプチプレゼントもご用意いたしました!
その他、冬のお飲み物メニューもご用意してお待ちしております
*** お知らせ ***
月1(第3土日)カフェ 今期は今月でいったんお休みになります
来期は、5月の第3土日 5月19、20日です
今月も、心と フェーヴ をこめて作ります
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